ビジネスにおいて最適なシステムを提案し、開発を行う人を市民開発者といいます。ビジネスの目標を完全に理解し、それに基づき必要なシステムやサービスを提案し、民主化されたテクノロジーを活かして作り上げていく開発者を指します。なお、民主化とは、専門知識や特権を持つ人だけが使っていたものが、広く一般の人が使えるものになることを言います。

様々なローコード・ノーコード開発ツールがあります。例えば、Microsoft Power Platformを使えば、プログラミングの知識が無くても画面操作でアプリ作成をしていくことが出来ます。オフィス製品の画面操作に慣れた方なら取り組みやすいと思います。

マウス操作でアプリ画面を作ったり、関数で動きをつけたりして効率的に作ることができます。ただ、「沼」と呼ばれるくらい奥の深い世界です。使いこなすには継続学習の力が必要となります。

完璧を目指さず、とりあえず手を動かして何か作ってみる！
さらに、できたものをコミュニティやSNSなどでアウトプットすることで知識は定着します。壁にぶち当たった時も同様に、発信することで答えが得られます。

Power Platform に関しては、Microsoft Learnでの学習やコミュニティイベントで知識を増やすと良いでしょう。難易度が高いと感じられる場合は、職業訓練を受講することで基礎を学ぶことができます。